焼酎の歴史

焼酎の歴史

焼酎誕生の歴史については、有力な説が2つあります。
1つは貿易船船長ジョルジュ・アルバレスがフランシスコ・ザビエルへ送った
日本に関する報告書にある「鹿児島に米焼酎がある」との記録から、1546年とする説です。
他の1つは、鹿児島県大口市の郡山八幡神社の
改修時に発見された木片に書かれていた焼酎と日付の記録から、1559年とする説です。

 

いずれが正しいかは定かではありませんが、
鹿児島県では明治の終わり頃には3000軒もの焼酎蔵があったといいますから、
焼酎が1500年代には広く普及していたことを推測させます。

 

焼酎が現在のように全国的な注目を浴びるようになったのは、3回の「焼酎ブーム」に因ります。

 

1回目の「焼酎ブーム」は1970年代です。
ブームの火付け役は「6:4(ロクヨン)のお湯割り・酔い醒めさわやか」のテレビCMを流した「白波」です。
このCMで、「白波」だけではなく焼酎というアルコール飲料が全国的な注目を集めることになりました。
2回目の「焼酎ブーム」は1980年代です。
「缶チューハイ」に代表される酎ハイが人気を集め、
甲類焼酎の消費量が飛躍的に増加しました。
それにあわせて乙類焼酎の消費も伸長し、
「いいちこ」や「下町のナポレオン」などの銘柄に品切れが続出したのもこの時のことです。
3回目の「焼酎ブーム」は2003年です。
「本格焼酎ブーム」とも呼ばれ、芋焼酎を中心に乙類焼酎の一大ブームが到来しました。
消費者の健康志向やマスコミによる膨大な情報発信が、
首都圏での爆発的な本格焼酎ブームのきっかけといえます。
焼酎全体の出荷量が日本酒の出荷量を上回ったのもこの年です。
現在、ブームの落ち着きはみえますが、
飲み慣れていない若者や女性を新たな焼酎ユーザーとして迎えるため、
近年は低アルコール焼酎などの「飲みやすさ」を提案する蔵元が増えています。

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