ご当地焼酎が熱い

ご当地焼酎が熱い

本格焼酎は、原料の味が色濃く反映されます。
すなわち、農作物の生産が盛んな地域では特色の強い焼酎を造ることが可能なのです。
日本人は古くから農耕を営んできたため個性ある焼酎が全国で生まれています。
焼酎の原料といえば、何を思い浮かべますか?
芋や麦などは一般的な部位ですが、
実はニンジンやトマト、ソバといった作物を原料にしている焼酎も存在するのです。
本格焼酎を製造するには、様々な段階を踏まなければいけません。
まずは、原料と麹を混ぜてデンプン質を糖に分解するのです。
糖へと分解された原料に酵母菌を加え、アルコールを発生させます。
発酵過程でさらに原料を加えるのですが、本格焼酎の味はここで入れられる作物によって決まるのです。
焼酎は蒸留酒ですから、発酵が済んだ液体を蒸留機にかけていきます。
本格焼酎は、農作物の風味を残すために1度しか蒸留しません。
これを、単式蒸留といいます。
クセのある味が苦手という人も安心してください。
最近開発された減圧蒸留という方法であれば、軽くてまろやかな味に仕上げてくれます。
昔ながらの製法である常圧蒸留は、現在でも個性の強い焼酎を造りたいときに用いられています。

焼酎初心者の方は、居酒屋で注文するときに減圧蒸留で造られているかどうか確認すると良いでしょう。
蒸留されたお酒は、そのまま出荷せず数か月寝かせることで熟成させます。
長いものでは熟成に数年かかることも珍しくありません。
甕やタンク、樽など容器によっても味に違いが出るのです。
原料や製法に注目して、飲み比べてみるのも面白いですよ。